成功の鍵は『運』?

 先日、仕事仲間と話をしている時に「ビジネスで成功するには結局何が一番重要なのか?」という話題になった。
彼の答えは「幸運」。彼が言うには「運が無ければ事業をこれまで続けてくることはできなかった。いくら努力しても最終的に必要なのは『幸運』だよ。」との事。そういえば彼の事務所には、幸運を呼びそうな絵が飾ってあったり、置物がおいてあったり・・・。
ためしにインターネットで「幸運」と検索してみた。一千万件を超えるヒット数。「幸運」に関心がある人はやはり多い。検索結果の上位にはこれまたやはりというべきか「占い」や「風水」関連のページが多数。「星占い」「タロット」「姓名判断」「手相」「動物占い」「血液占い」など。幸運を呼ぶアクセサリーや占いの本の販売のホームページも多数。
私はといえば、「占い」とかの類は嫌いではない。(信じるかどうかは別として)積極的に観るわけではないけれども、テレビや新聞で「血液占い」や「星占い」をやっているとその結果に一喜一憂しているし、インターネットで無料の姓名判断などをして遊んでみたりもする。どうやら私の名前の画数は良くないらしく「幸運に恵まれにくいでしょう」とかの結果が出てしまう。あまり気持ちのいいものではない。妻はといえば結婚して姓がかわったのにもかかわらず「幸運に恵まれることが多くなります」とくる。どうやら私は妻に助けてもらうしかないようだ。だからといって私は両親がせっかく付けてくれた名前を改名する気などさらさら無いが。ちなみにお隣、韓国では運勢を良くするために手相を整形する人も結構多いのだとか。(?)
話をビジネスの成功と「運」に戻すと、確かに社長さんや、事業主さんは縁起、ジンクス、年回りなどを気にしている人が多いと思う。ビジネスを成功させるためトコトン考え抜くとそこにたどり着くのだろうか?(「運」頼みにたどり着く前にトコトン考えているから成功しているに違いない。なぜならビジネスのことを考えずに運気アップだけ考えている人で成功している人は知りません。)
最近読んだ飲食店を経営している社長さんの書いた本に「平静な人、笑っている人の息を凍らせ、その息を液体にしてモルモットに注射しても何ともなかったが、怒っている人の息を凍らせ、その息を注射すると即死してしまったとの事です。怒っている人間の息は毒を含むとの事でした。さわやかな息を吐いている人が繁盛店をつくり、毒を含んでいる息を吐く人が不採算店をつくるということがわかりました。」とありました。トコトン考えて、行動すること。そして日頃の立ち振る舞い、それらが「幸運」をもたらすのかもしれない。(自分で書いていながらだんだん耳が痛い話になってきた。)ビジネスに重要なのは「幸運」と答えてくれた彼には最近、成功しそうな雰囲気がある。選択する道さえ間違えなければどんな方法でもやがて成功するに違いない。(私の希望も含まれています。)私も負けていられない。

ところで、皆さん今日の運勢はもう読みましたか?

私の仕事って・・・!

写真私は、自己紹介や名刺交換が苦手だ。何か集団で物事を始めようとするときまず始めに自己紹介を兼ねて挨拶するのは自然の事だが、私はもともと人前で話すのが苦手で、しっかり話そうとすればするほど自分で何を話しているのか分からなくなってしまう。
最近は必要に迫われなければ名前を名乗って「よろしくお願いします」とだけ言うようにしている(社会人失格か・・・?)。名刺交換もタイミングを失うとぎこちなくなる。かっこよく名刺交換をしている人を見るとうらやましくなる。名刺には、名前だけでなく勤務先や役職、連絡先等が書いてあり「あそこの工場に勤めているのか、確か知り合いのあの人もあそこに勤めていたな・・・」とか、「アレを作っているのか」などその人のことがいろいろイメージできるのが普通だと思う。このイメージが初対面の場合、意外と重要でイメージしやすく分かりやすいほうが打ち解けやすいように思う。
私の場合「行政書士」という仕事があまり一般的でないせいか名刺交換後に相手の方が「?」という表情をしていることも多々ある。司法書士さんと間違えられて「不動産の登記とかするお仕事ですね」と言われたり「行政の人ですか?」と言われたり・・・。
ありがたいことに、興味を持って頂き、「行政書士って何をするお仕事ですか?」と質問を頂いても一言ではなかなか説明しにくい。行政書士法に記載されているように「(他の法律で制限されているものをのぞく)官公署に提出するする書類や権利義務又は事実証明に関する書類の作成、作成・提出の代理、書類の作成について相談に応じることです。」と説明したところで「?」が更に「??」になるだけだったりする。開業当初は(怪しい仕事をしているわけでもないのに)よく答えに困ってしどろもどろになってしまった。今でも一言でなんと説明すればいいのかは分からないが、少しでもイメージしてもらいやすいように「会社設立や相続手続きのお手伝いです。」などと応えている。
最近、名刺の肩書きに「宅地建物取引主任者(宅建)」と「社会保険労務士登録予定(社労士)」を追加した。反応は宅建が一番良く「宅建お持ちなんですね。」と言われる。一般認知度はかなり高く説明するまでも無いみたいだ。社労士の方はといえば、名称から社会保険に関することや労務に関係する資格だということはイメージしてもらえるものの事業主や社長など経営者が主な利用者のせいか一般にはあまり知られていないようだ。名刺交換の時に仕事内容を質問されたら、「社会保険や労働保険に関する書類の作成や提出、相談・指導。労務管理に関する相談・指導です」といったところが返答だろうか。行政書士、社労士の方で、仕事内容のうまい説明の仕方があればぜひ教えて頂きたい。
私自身が自分の仕事をどう考えているかといえば仕事内容の説明には使えないかもしれないが、「依頼者が『夢』を実現し幸せになる為のお手伝い、依頼者の不安を解消し幸せになる為のお手伝い」と ’ ’ 密か'に思っている。